鍼灸

鍼ともぐさ
中国より伝承された療法。
経穴(ツボ)や経絡(ツボとツボを結ぶ通路)への鍼灸施術により、その部位を治療するだけでなく、全身に働きかけバランスを取り、ココロとカラダを整える療法です。

東洋医学では、カラダの中には、「氣血水(きけつすい)」と言われる生理物質があり、この3つが潤沢できちんとカラダ中を滞りなく巡っている状態が健康と言われています。
この「氣血水」を潤沢に作り、カラダ中に滞りなく巡らせるために五行に分類された臓腑がそれぞれの役割を担い働いていますが、この臓腑が上手に働けることも健康の1つです。1つの臓腑が調子が悪いこともダメですが、働き過ぎてもダメ。お互いに助け合い、バランスをとることが健康です。
この「助け合いバランスをとる・整える」ことを得意とするのが東洋医学です。

肩こりの治療したら頭痛が治ったとか。冷えが解消したとか。

ポイントだけでなく、全身に情報を伝達されていことが実感できる療法です。

小さなバランスの崩れでもバランスを整えるためにあらゆることがカラダ中で動き始めます。その状態が続けば、元に戻るためにたくさんのエネルギーと時間が必要になります。
睡眠不足が1日だけの時と1週間続いた場合、改善するためにどのくらいの時間寝たら大丈夫ですか?
朝食だけを抜いた時と1日中抜いた時、最初の食事量は同じですか?

お昼寝で解消できるのか?週末に寝溜めか?
バナナ1本で済むのか?ドカ食いか?

ちょっとしたことが長くなれば、大きくなれば、正常な状態に戻すための労力は既に体験済みと思います。

できるだけ小さな変化の時に受けて頂くことが、早期解消になります。

*経穴:
ツボとも言われ、長い歴史の中で見つけられた症状が表面化したポイントとも考えられています。全身で361個あるといわれ、私たち施術者が触れた時に凹凸や硬さなど周囲の組織とは違う感覚を感じるポイントで、治療ポイントにもなります。西洋医学的にも、神経伝達のポイントや筋肉組織と一致することも証明されています。

*経絡:
ツボとツボを結ぶ通路で、この通路を通じ全身の様々な症状・情報が伝達しあっていると言われています。五行と言われる東洋医学の考え方に沿った通路は各通路が各臓器を担当しています。全身に張り巡らされ、遠隔治療なども可能です。この経絡も西洋医学的に神経の伝達経路と一致していることが証明されています。

【鍼】

ディスポ鍼ディスポータブル(1部位1回毎の使用で使い捨て。)・ステンレス製の日本製の鍼を使用しています。
エチレンオキサイドガスで滅菌された鍼は、1本1本個包装になっており、使用するときに開封するため清潔です。
また、鍼には様々な太さや長さがあり、刺鍼する部位や目的の筋肉に合わせて使い分けます。
疲労して硬くなった筋肉や深い筋肉、コリ・ハリの解消に行われる療法です。
感染症予防のため、刺鍼時にはグローブを使用します。

 

 

【灸】

千年灸春になると道端でみかける艾(よもぎ)の葉の裏側の絨毛(じゅうもう)を精製したものを皮膚の上(経穴)に置いて点火し、温熱刺激を与えて行う治療法です。
安全を考慮し、写真のような「台座灸(だいざきゅう)」を基本的に使用いたします。
お灸初心者や経験者、施灸部位によって熱さは随時変えて行います。
温熱効果による温め作用はもちろん、免疫力Upや代謝Upをし、病気になりにくいカラダ作りに役立ちます。
あえてやけどを作るものから直接皮膚の上で点火せず、輻射熱を利用したお灸などがあります。
施灸前後には皮膚消毒をしっかり行います。
女性特有のお悩みにはおススメの療法です。

 

 

【美容鍼】
顔鍼美容と言われている通り、シワ、たるみ、くすみ、日焼け、ほうれい線、ニキビなどのお肌の悩みを改善に導く療法。ですが、顔に現れるこういった症状は、ココロやカラダのサインでもあるので、顔を顔単体として見るのではなく、カラダの一部であるという考えます。そのため、顔だけでなく、頭や手、足、腹部への鍼灸施術も行います。
表情筋や咬筋に働きかけるため、噛み癖や頭痛・顎関節症などの緩和や治療のほか、顔には副交感神経に関わるツボも多く、ストレスケアにも最適な療法。美容と表現するにはもったいない療法です。
ストレスの多い方は、頭皮が固いことも多く、頭皮自体の血行不良にもつながり、髪のお悩みや頭痛、表情への影響も出やすくなります。現代社会、男女問わず幅広い世代におススメです。