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執筆者の写真ココロとカラダのアロマ鍼灸師 Mamiko

ファスティングとデトックス

有害物質を排出・排せつすること=デトックス。

最後は、ファスティングとデトックスについて。


Pranaでご案内しているファスティングは断食ではなく

「腸活・酵素ファスティング」

酵素栄養学を基に腸の調子を整えながら行うファスティングです。


この方法にもデトックス効果が含まれています。


というのも、「腸活・酵素ファスティング」の真の目的は


消化器系を休めること


です。

消化器系は

口腔ー食道ー胃ー十二指腸-肝臓・膵臓・胆のうー小腸ー大腸ー直腸

そして、肛門へと続く1本の管。


ヒトは口から入れた食べ物を、咀嚼や消化液、内臓の運動などで細かくし、最終的には血液に溶け込む大きさにすることで、カラダの隅々まで届けています。

そして、不要なものはまとめることもしています。


消化器系は、24時間365日休むことなく行っています。


しかし、ヒトのカラダは、消化器系だけではありません。


カラダ全体を統括し、各臓器や器官に指令を出す脳(中枢)、ホルモンを作り分泌する内分泌系やキズを治し、菌やウィルスを攻撃する免疫系、酸素と二酸化炭素を交換する呼吸器系など様々な動き=代謝が必要になります。


中でも、消化器系は生きていくエネルギーを作り出さなければいけないので、優先順位は高い。

そのため、他の働きは後回しになる事が多いのです。

整うための順番が後ろになってしまうので、ちょっとした不調などが起こりやすくなります。

ちょっとで止まっていれば良いのですが、そのままにしておくと、疾患へとつながります。

調えるための順位を少し変えてあげる。

それがファスティングです。


ファスティング期間中は、

・消化器系が休まる事

・ほかの代謝活動がはかどる


メリット期間です。


消化器官が休まったら、デトックスできない!

という疑問が浮かぶかと思います。

ファスティング中も消化器系は働いていますが、日ごろの仕事と一緒で、新しいプロジェクトを引き受ける必要がないという事。

今、目の前の仕事だけに集中できるという事です。


種類にもよりますが、食べ物の消化には数時間から数日かかかります。

例えば、お肉は排泄されるまで、24~72時間(1~3日間)かかるとも言われています。

なので、ファスティング期間中は開始前日のお肉を集中消化!という感じです。


なので、ファスティングを始めてから1日目で、消化以外の活動の優先順位が上がり始めます。


そうすると、徐々に消化器系も休まり、かつ、ほかの代謝機能がはかどるという事です。


デトックスと消化は違う働きなので、ファスティングをすることでデトックスの働きも優先順位が上がります。


ただし、カラダの機能の優先順には個人差があります。


必ずしもファスティングしたらデトックスが高まるのか?と言ったら違うかもしれません。

ただ、デトックスの優先順位が上がることは確かです。

食べ過ぎが常態化しているときは、消化が1番。

その次は、個人差があります。内臓器の修復なのか?肌の修復なのか?

元々のカラダの状態により代謝順位が変わるので、基本ファスティングを3か月続けることが必要で効果大!


なぜ、3ヶ月必要なのはなぜか?

3ヶ月は、血液=赤血球の入れ替わりに要する時間です。

赤血球は、身体中の細胞を駆け巡り、物質の入れ替えを3ヶ月の寿命で行っています。

赤血球は汚れたらお役目ごめんではなく、どんなに汚れていようが疲れていようが寿命を全するまで物質交換を行うのです。


日々、次々と赤血球は生まれています。

3ヶ月後には今存在する赤血球はないという事です。

そのための3ヶ月です。

その3ヶ月間の変化でより体調やお肌なども変化するため、ある意味体質改善にもなります。

吸収したものでカラダは作られます。

この3ヶ月の吸収したもので身体が作られていくので、カラダの変化を求めたい場合は、3ヶ月は続けてみましょう!


ちなみに固形物をとらないとエネルギーが枯渇するのでは?

という疑問があるかと思いますが、

そうならないために、そして、他の代謝機能を働かせるためのそして、機能させる指令を出すエネルギーはしっかり摂る必要があります。

そのエネルギーになるのが「糖質」です。

指令は脳からしか出せません。

その脳の栄養素は糖質の中でも「ブドウ糖」だけ。


その「糖」を負担なくしっかりと十分に摂ることが必要なため、固形でなく液体で。

固形ならば細かく消化する必要があるので、そういった手間を省くために液体が効率的!

それが、さとうきびの粗糖を使用して作られた酵素発酵ドリンクです。

自然のままの糖を摂取することでエネルギーに変換する代謝の負担がへり、腸内善玉細菌のエサを取り入れることができます。


必要な栄養はしっかり取り入れて、消化器官を休ませ、デトックスの優先順位を上げる。


これが、ファスティングとデトックスの関係です。


なので、ファスティング中は食事量が少ないのに、しっかりと排泄があります。

ただし、逆に便秘になる方も。

日頃の排泄は条件反射的な排泄で本来の便意ではなく、入ってきたから出て―だったという事。

ファスティングを行っていくと、もう体に必要ないから出てーという排泄本来の働きに変わり、残便感などが減り、スッキリ感を感じるようになります。

ガスが溜まってお腹が張ることも減るし、便の質が変わってきます。

軟便でもなく硬い便でもなくと言った感じ。

自然のお通じ感満載になりますよ!





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