気温が下がるとともに湿度も下がり、活動しやすい秋はまさに「スポーツの秋」。
と言っても、スポーツ・運動を激しくする必要はありません。
身体を動かすこと=運動
なので、いつもお話ししているように活動量を増やすことでもOKです。
その「身体を動かす=運動」の効果をご紹介します。
1.身体的効果
①体力向上・筋力Up
運動により高まるものとその効果は総合的に日常の動作がラクになり、疲れにくい身体を作ります。
②心肺機能Up:呼吸がラクになる。呼吸によりエネルギー産生や酸素循環も増え、血行促進、むくみ改善、美容効果が得られます。
③筋量Up:基礎代謝がアップし、エネルギー消費量が増えるため、体脂肪の軽減に。カラダのラインがシャープな印象に変わるので見た目も健康的でスタイルが良くなります。
④筋力Up:階段の上り下りや家事、育児などの活動がラクになります。カラダの安定も高まるため、転倒やケガのリスクの軽減します。
⑤筋肉の柔軟性:関節の動きが滑らかになり動作がスムーズになります。血液やリンパ液の流れもスムーズになり、肩こりや頭痛などの痛み予防や浮腫み予防、疲労回復力自体がアップします。
⑥体重管理:カロリー消費を促進し代謝が高まり、体重の維持や減少に!
⑦疾患予防:ウォーキングなどの有酸素運動は、高血圧や糖尿病、心疾患のリスク軽減や予防に役立つエビデンスもあり、おススメです。
2.メンタルへの効果
①ストレス解消:気分のUpや幸福感、痛みを緩和する物質「エンドルフィン」の分泌が盛んになります。
ちょっと調子がイマイチなときストレッチなどをしてみましょう。
②気分向上:ウォーキングやストレッチなど筋肉にあまり負担をかけない運動は、やる気を起こす「アドレナリン」、幸せホルモン「セロトニン」、そして、筋肉の動きや酸素循環によりやる気ホルモン「ドーパミン」の分泌を促進することがわかっています。
3.社会的効果
①コミュ力Up:Yogaなどのレッスンなど知り合いでなくとも集まる交流の場により社会的なつながりを持つことが出来ます。挨拶を交わすだけでも気持ちが変わりますよ。
4.まとめ
身体を動かすことで得られるココロとカラダの健康は、化学的(科学的)にも証明されています。
少しの時間でOK!
やる気がなくても、まずは動いてみることが大事です。
動くことは、着替えたり、靴を履くことから始まっています。
日頃、運動が嫌い・苦手と思っている方の最初の1歩は、着替える・靴を履き替えるからでOKです。
やる気はあとからやってきます。
これも、脳科学的に立証されており、中でも「ドーパミン」分泌の結果です。
難しく考えない!大きな目標を持たない!
まずは、動くだけです。
やる気Upの鍼灸治療のメカニズムはこちら
5.最後にひとりごと…
私も日々運動していますが、これは、筋力Upとか関係なく、何かを目指しているわけでもなく「ココロの健康」のためだけ。
やる気がないときは、本当に着替えるだけとかヨガマットを広げるだけ。
そして、始めるかどうかを考える。
せっかく着替えたしと思って、イヤならすぐ戻ればいいやと家を出たり、好きなポーズをすると言った感じです。
もちろん、やっぱりしたくないと帰ったり、片づけることもあります。
でも、運動した時としない時の気分の高揚感や幸福感は違うんです。
なので、続けているといった感じ。
人生100年時代!将来の認知症予防・寝たきり予防のためが大きいかもしれません。
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